「第32回 歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い(平成28年度)」
来る2016年9月3日(土)、日本歯科医学会主催による「第32回 歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い(平成28年度)」が歯科医師会館で開催されました。
※第32回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」開催要項
この日は、全国から約40の演題の中から選ばれた8演題の発表が行われましたが、その中で、我ら口腔がん撲滅委員会の主席顧問であられる柴原教授率いる東京歯科大学千葉病院チームが「光学機器による口腔粘膜疾患の解析」というテーマで、最優秀賞を受賞いたしました。
発表する 森川 貴迪 先生
発表内容は、VELscope®Vx(ベルスコープ)を主とする蛍光観察装置が、口腔粘膜の異常を早期に発見できることと手術の際のサージカルマージン(切除範囲)の設定に非常に有効であるということをデータを以って示した内容でした。
全8演題が終了した後、学術委員約30名が別室で投票を行い、歯科医学会会長の住友会長始め、多くの理事の先生方の賛同を得た結果、最優秀賞を受賞いたしました。
柴原先生、本当におめでとうございます!
事務局としましては、この快挙により、蛍光観察装置による口腔粘膜異常の観察が保険化への第1歩の道を進み始めたのではないかということを大いに期待いたします。
- ●
- 発表タイトル:光学機器による口腔粘膜疾患の解析
- ●
- 演者:東京歯科大学 千葉病院 口腔顎顔面外科学講座
助教 森川 貴迪 先生 - ●
- 質疑応答:座長 奈良 陽一郎 先生
(日本歯科医学会学術研究委員会委員、日本歯科大学姓名歯学部教授) - ●
- 資料:展示用ポスター
ポスターのPDFダウンロードはこちら