2018年2月25日(日)
於:山口県歯科医師会館2Fホール
『満席!』参加者数:90名(定員70名)
■歯科医師:59名■歯科衛生士:18名
■他歯科スタッフ:3名
■関係者(座長、ご来賓、事務局):10名
座長
山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
名誉教授 上山 吉哉 先生
副座長
山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
教授 三島 克章 先生
サポート
山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
助教 内田 堅一郎 先生
西日本シンポジウム(全12回)の前半最後の地区として、2月11日(日)『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第2弾 西日本編(全11地区12回)』の第6回山口県版が開催されました。
何と、この日は、福岡・山口方面の大学入試の日と重なった影響で、山口県歯科医師会館のある湯田温泉は元より、新山口・宇部・萩、さらには小倉・福岡までのどの地域でも前泊の宿がまったく取れず、結局、ラッキーにも岩国に1部屋の空きを見つけ、そこに宿泊しました。
(到着したのは、すでに夜だったので薄っすらですが、(笑))目の前の錦帯橋を眺めながら、また、山の上の岩国城を眺めながら、翌日の盛況を祈り就寝しました。(笑)
さて、その山口、旧藩名は長州、明治維新の多くの立役者を排出した国、口腔がん維新も山口からとなっていただくべく、多くの方に集結していただきました。
以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。
また、今後の開催予定は以下の通りです。ぜひ、ご参加ください。
【第2弾 西日本編 今後の開催スケジュール】
・大分県 | 2018年4月8日(日) | 11:00~16:00 | 於:大分県歯科医師会館 |
・長崎県 | 2018年 4月15日(日) | 11:00~16:00 | 於:長崎県歯科医師会館 |
・広島県 | 2018年4月22日(日) | 11:00~16:00 | 於:広島県歯科医師会館 |
『山大口腔外科の癌に対する治療内容がよくわかりました。今後は、第一選択肢として患者さんにすすめたいと思いました。』
主なコメント
■光市で行われている口腔がん検診を他の市でもできればと思う。
■内田先生のお話もわかりやすく、スライドも良かったです。
■わかりやすかったです。
■内田先生のご説明は明快で的確でわかりやすかったです。
■とても興味深かった。
■口腔がん治療の現状がよくわかった。
■免疫療法、抗がん剤についての内容が知りたかった。
■あまり口腔がんに対して知識がありませんでしたが、とてもわかりやすかったです。
■山口県のがんの現状がよくわかりました。
■早期発見が重要だということが理解できました。
■口腔がんの概要、山口県(地域)の取り組みがよくわかりました。
■専門的な症例や、統計などを特にその県において見せていただくことも少ないので、大変勉強になりました。
■山口のがん患者の現状がわかり、よかった。
■具体的且つ症例。
■統計や臨床に基づいての講演で非常に分かり易かったです。具体的数値を知ることができ、有難く思いました。勉強になりました。
■山口県の取り組みや現状をも知ることができてよかった。
■意外なことに生存率が高くてビックリした。がんの方が年々増加されているのに,がんの方に会ったことがなく、できれば診なくてよければと思います。
■とにかく早期発見が重要なのだと思う。
■口腔がんの基礎をわかりやすく説明して頂きありがとうございました。
■山口県の傾向が理解できてよかった。
■日々の診療では、あまりみることのない症例等をみることができ、県内の口腔がんの実態を知ることができて良かったです。
■口腔ガンの治療(標準治療)がよくわかりました。できれば、もう少し多くの症例が見たかったです。
■山口県内でのデータや、口腔癌の基本的なことがすごく分かりやすく説明していただけて勉強になりました。
■統計等まとまってわかりやすかった。
■疫学的な分布を学ぶことができ、診療にaction。
■標準治療と光市における口腔がん検診は、初めて耳にする情報で、今日知ることができよかった。
■山口県の現状と、山口大学で治療されている内容がよくわかりました。
■山大口腔外科の癌に対する治療内容がよくわかりました。今後は、第一選択肢として患者さんにすすめたいと思いました。
■山大の口腔ガンへの取り組みがわかり、良かった。
『以前勤めていた病院で、歯科衛生士が見つけたと講演で紹介された写真と同じような病変を見つけたことがありました。私は、がんとは思わなくて、一応、院長に報告しましたが、痛みもないので大丈夫とそのまま帰してしまいました。院長も私も何も知らず、今、その方がどうなっているのかと思うと怖いです。勉強不足とは情けない話です。』
主なコメント
■口腔がんをみつけるのは歯科医師であることを自覚し、また色々症例も見せていただけて良かった。
■柴原先生の話はとても聞きやすく、興味深かったです。比較写真は見やすくて良かった。DHがみつけた!!と連呼されていたのも、DHには力強い言葉でした。
■柴原先生の熱意が伝わるような話でよかったと思います。
■聞き取りやすくて良かった。
■進行がんの恐さを知ることができた。早期発見の立場にある歯科医師の口腔がんの発見の大切さを勉強できました。
■以前より興味をもっており、行政に訴えたことがあるが、反応が悪かった。
■Dr.や患者に対して伝えたい事、分かって欲しい事、柴原先生の伝えたい事がよく分かりました。
■早期発見の重要性について理解することができました。虫歯、歯周病と一緒に粘膜の状態も診ていこうと思いました。患者さんがより幸せな生活を送れるようにしていきたいと思います。
■がん検診の概要を知りました。口腔粘膜病変の検査と口腔がんの関係性を確認できた。
■今の現状からこれからの対策までわかりやすく教えて頂きました。明日から臨床に活かしたいと思います。
■口腔がんの現状がよくわかり、VELscope等の診断用機器があることや検診の大切さがわかった。
■貴重なご講演を拝聴させて頂きありがとうございました。「なぜ、今、口腔がんか?」のタイトルの真髄が大変よくわかりました。日本における口腔がんの現状に恐怖を覚えました。日々の臨床の中において、粘膜を診ることの大切さを再確認致しました。今後は、見えるセルフチェックできる検診であることを患者者にも啓発し、口腔がんで命を落とされる方が1人でも減少するよう自身も努めたいと思います。
■以前勤めていた病院で、歯科衛生士が見つけたと講演で紹介された写真と同じような病変を見つけたことがありました。私は、がんとは思わなくて、一応、院長に報告しましたが、痛みもないので大丈夫とそのまま帰してしまいました。院長も私も何も知らず、今、その方がどうなっているのかと思うと怖いです。勉強不足とは情けない話です。院長ですら分からない、その中一般の方はもっと分からない。これからはしっかりやろうと思う。
■口腔がんの死亡率がこれほど高い事を知りませんでした。DHが初期がんを発見した事例を紹介して頂き、私も粘膜を見る目を養わなければと思った。
■口腔がんの増加傾向など世界での状況が理解でき、若年層は増加傾向ということは驚きであった。
■初期段階で見つけることが、いかに大事か、知ることができた。患者さんの口腔内をみる際、粘膜の方も気をつけて見ることが重要で、歯科衛生士として、早期発見に少しでも貢献できればと改めて感じた。
■前ガン症状をみのがさないという事が本当に大切なのだとわかりました。柴原先生が力強く講演していただいて、とても影響を受けました。
■衛生士でもできることがあるということを改めて知り、普段から患者様の口腔内をしっかりと見る習慣をつけなければと思いました。罹患者の傾向も変わってきているということで、若いから大丈夫だろうという偏見をもつのはやめようと思いました。
■検診の際の注意点やポイントがわかり易かった。
■熱意が感じられるすばらしいご講演でした。
■口腔がんの見逃しを防ぎ、早期発見・早期治療の重要性を理解できてよかった。
■情熱あふれる御講演を拝聴することができ、感激しております。今後の自治体業務に反映できるよう、職場へ報告したいと思います。
■わかりやすい説明で、明日からの診療に早速取り入れていきたいと思います。特に口腔粘膜に対し、注意していきたいと思いました。
■行政との関係がよくわかった。
『"あやしい"ということに気づくという「目」を養いたい。』
主なコメント
■知らなかったので、今回学習させていただいてよかったです。
■以前より興味・関心は持っていた。行政に訴えたこともあるが反応がなかった。
■さすがコンサルのプロと言う話で説得力がありました。
■口腔がんについてTVで取り上げられて、私の勤務先にも何件か問い合わせがありました。良い勉強になりました。
■少しでも早くがんを発見して口腔がんを撲滅していくことが大事です。
■テレビで口腔がんの事が取り上げられて、患者さんから質問をいただくことが多かったので、今回このセミナーに参加できてよかったと思います。
■大学付属病院と近ければ紹介しやすいが、遠いと患者の負担も大きくなるため、画像等で連絡を取り、必要に応じて紹介できればと思った。
■蛍光観察装置を用いることで視覚的な異常に気付き、異常事例があれば、システムに載せ基幹病院を受診できる。ナビシステムは地域格差が減少し画期的な方法であると思う。これを利用することにより、多くの初期がんが発見され命を落とされる方が減少することを願います。
■世界での口腔がんの死亡率について日本がWHOから勧告を受けていることが残念である。改善してほしい。
■米国に比べ、日本が遅れをとっている現状がよく分かった。現在、口腔外科に勤めており、どちらかと言えば紹介されてくる患者を診ることが多いが、経過観察の患者さんや初診で紹介状のない患者さんの問診や所見には、今まで以上に気を配っていきたい。Dr.と違い診断はできないが、"あやしい"ということに気づくという「目」を養いたい。
■わかりやすかったです。
■予防することが大切。
■一般人の感覚から、検診に関してとらえられていて、新鮮に思った。開業医の役割、それに対する専門機関の役割を果たすことは大切と感じた。
■アメリカと日本の現状の格差に驚いた。
■今後もHP、拝見します。
■地域の皆さんが、早期発見、早期治療受けれるように全国で拡がりをみせることは大変重要と思います。
『国内、県内の口腔がんの現状がよく分かった。「口腔」に携わる仕事に就いている者として、とても真剣に考えなければならない問題であると感じた。』
『知らないことが多く、知りたいと思っていたことを聞けてよかった。本も買えてじっくり読みこめて助かる。』
主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)
■質問を休憩中の時に裏で受け付けるなどしても良いかと?大勢の前では中々言えない方も多いので。(※ありがとうございます。工夫します。)
■口腔がんは初期発見が大事ということがよくわかりました。
■すぐに役立つことはなくても自分自身が理解しておくことで患者さんのお役に立てたらと思います。
■現在、大学病院にいるため開業医や関連病院等の意見が聞けてとてもよかった。
■日本における口腔がんの現状や最新の治療システム。そして何より先生方の熱意に感銘を受けました。本日は貴重なご講演をありがとうございました。明日から臨床に活かしていきたいと思います。
■知らないことが多く、知りたいと思っていたことを聞けてよかった。本も買えてじっくり読みこめて助かる。
■国内、県内の口腔がんの現状がよく分かった。「口腔」に携わる仕事に就いている者として、とても真剣に考えなければならない問題であると感じた。
■ガンとは何かを教えていただけた。啓発が大切だとよく理解できました。
■変化に気づける目を養い、歯科衛生士としてのプライドと責任を持って、1人1人の患者様に関わっていこうと思いました。これから、もっと勉強して、1人でも多くの命を助けられるよう努めたいと思っております。
■すばらしい内容で、もっと拝聴したかったです。HPを拝見したいと思います。
『自分も癌にはなりたくない。その中で、検診をし、地域の人々に役立てる、自分のなりたくない気持ちをこのような形で還元できるのは素晴らしいと感じた。』
主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)
■朝~夕までの時間でしたが、ムダのない進行がとても良かったと思います。
■私は今まであまり口腔がんについて勉強もしておらず、詳しくは分かりませんでした。TVで口腔がんについて取り上げられ、患者さんからも何件か問い合わせがありました。今日、新しく身に付いた事を今後の診療に生かしていきたいと思いました。
■口腔がんについて深く知る機会がなかった為、今日の講演に参加でき良かったです。アメリカとの差に驚くこともあり、口腔がんについてもっと知識をもたないといけないと感じました。
■柴原教授の説明がわかりやすくてよかった。口腔がんには〇〇が大事だということがわかりました。(※すみません、解読不可能でした。)
■テレビで口腔がんが取り上げられ、患者さんの認知度が高まっていると思います。今回このセミナーに参加して、早期発見早期治療の重要性を実際の症例を見て実感することができました。日頃の診療でも今回のことを活かしていきたいと思います。
■歯科衛生士さんが舌がんを早期発見されたという話をきいて、歯科医師だけでなく歯科衛生士、歯科技師、歯科助手といった歯科医療に携わる全ての職種の人々が、口腔がんに対して意識を強く持ち、口腔がんを見落とすことがないようにできたら良いなと思った。
■すごく良かった。知れた。勉強がやはり足りなかったです。
■ご講演内容についてのみ、回答させて頂きました。とても勉強になりました。会員に周知させて頂こうと思います。お世話になりました。
■本日のシンポジウムに参加でき、大変良かったと思います。直接、口腔を診て、触る職種として、「おかしい」に早く気づいていきたい。
■貴重な講演をありがとうございました。
■自分も癌にはなりたくない。その中で、検診をし、地域の人々に役立てる、自分のなりたくない気持ちをこのような形で還元できるのは素晴らしいと感じた。
以上です。
※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!
以下、会場の様子で~す。
★「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(西日本編)」の第10回目以降のご参加お申込みは以下まで