2018年9月30日(日)
於:山梨県歯科医師会館
『満席!』参加者数:77名(定員50名)
■歯科医師:45名
■歯科衛生士:18名
■他歯科スタッフ:2名
■関係者(座長、ご来賓、事務局):12名
【座長】
山梨大学大学院
総合研究部
医学域 臨床医学系
歯科口腔外科学講座
教授 上木 耕一郎 先生
【サポート】
山梨大学
歯科口腔外科
講師 吉澤 邦夫 先生
9月30日(日)、『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第3弾 中日本編(全8地区8回)』の第8回目が山梨県甲府市にて開催されました。
以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。
山梨シンポジウム資料
座長講演に関してのアンケート
『山梨県内のがん診療連携病院が狭い地域に一極集中していること、へき地医療機関の範囲が広いこと、できるだけ機能温存を目指すべきことなど、とても分かりやすく理解することができました。』
主なコメント
- 山梨における口腔がんの医療の状況がよくわかりよかったです。
- 口腔がんについて、くわしく知ることができ、本当に勉強になりました。
- 山梨県内のがん診療連携病院が狭い地域に一極集中していること、へき地医療機関の範囲が広いこと、口腔がんの早期発見の重要性を認識してもらう必要性があること、口腔がんの診療では健康寿命を意識し、できるだけ機能温存を目指すべきことなど、とても分かりやすく理解することができました。
- 非常にアカデミックな講演で大変勉強になりました。早速スタッフ全員で共有したいと思います。
- 山梨大学のすばらしい成果を知れて良かったです。
基調講演『なぜ、今、口腔がん検診か?』に関してのアンケート
『写真があり、がんの初期の段階はどんな感じなのか初めて見れた。進行スピードが年齢関係なく早いことにびっくりした。』
主なコメント
- 健診にて参考にさせていただきたい。実際、異常を指摘させていただき受診をすすめたり、口腔がんであった患者様もいました。
- 口腔粘膜疾患の見方、ポイントはとてもよかったです。ぜひ明日からやってみようと思います。
- 口腔がんの若年者の増加傾向や、検診を行う必要性の大事さがよく分かりました。
- 口腔がんの現状を理解でき、DHとしての対応を考えさせられた。
- とても勉強になりました。柴原教授の熱意が伝わってきました。メンテナンス患者に見落としがないよう、院内勉強会で全員と共有したいと思います。
- 普段患者さんのリコールをするとき必ず全体の診査をしっかりして、早期発見を出来るようにしたいと思いました。口腔がんが増加していたり、女性、若年化していることも全く知らなかったので、現状を知ることが出来、口腔がんに対し意識が高まり、受講してよかったです。
- 症例を通して、また私達の知らない世界の動き、状況を知ることが出来ました。改めまして臨床の中で患者さんのお口の中をしっかり診ることのモチベーションにもなりました。また、禁煙に対してもこのコメントを加えて啓発したいと思いました。触診の場所も知ることが出来て参考になりました。
- 写真があり、がんの初期の段階はどんな感じなのか初めて見れた。進行スピードが年齢関係なく早いことにびっくりした。
口腔がん撲滅運動の展開に関してのアンケート
『口腔がんに対する患者さんの知識・認知度もすごく低いということで、少しでもこの運動で早期発見できて助かる命が増えるといいと思いました。』
主なコメント
- 口腔がんに対する患者さんの知識・認知度もすごく低いということで、少しでもこの運動で早期発見できて助かる命が増えるといいと思いました。
- これからの活動の拡大にとても期待しています。
- 今後も運動が広がっていくことを願っています。
地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関してのアンケート
『携わる方々は大変だなと思いますが、頑張っていただきたい。』
主なコメント
- 携わる方々は大変だなと思いますが、頑張っていただきたい。
- たくさん勉強させて頂きました。
全体を通じての感想
『今回口腔がんについて色々勉強させていただきとてもよかったです。まずは歯科医療に従事する私達がもっともっと学んで患者さんや世の中に伝えていかなければと改めて思いました。微力ながらまず院内で勉強会を開き、患者様に周知していく事から始めたいと思います。』
主なコメント
- 今回口腔がんについて色々勉強させていただきとてもよかったです。まずは歯科医療に従事する私達がもっともっと学んで患者さんや世の中に伝えていかなければと改めて思いました。微力ながらまず院内で勉強会を開き、患者様に周知していく事から始めたいと思います。
- 口腔がんについての知識があまりなく、DHとして更に勉強が必要だと思いました。患者様の人生に少しでも寄り添うことができればと思います。
- 口腔がんの現状がよく理解できました。死亡率も高く、若年層も罹患し、QOLの低下にもつながる恐ろしいがんを早期に発見できるのは、口腔内を見せて頂いている私達歯科従事者だと思いました。今後は粘膜についてもしっかり観察しようと思います。患者様に対しても口腔がんに対しての知識を持って頂けるような活動も行っていきたいと思います。
- 口腔粘膜病変は区別が難しいです。今日の講演はとても勉強になりました。
- 粘膜異常かどうか気にされる方は多いと思います。歯科医に相談をして下さい、とお伝えして終了してしまうことが多いのですが、歯科医院で適切な処置等がなされているのかと疑問に思うこともあります。
- 少しでも見落とししないよう必要なものは求めていかなくてはいけないと思います。ありがとうございました。
- 在宅でステージⅣの患者様を担当したことがありました。「なぜ、こんなになるまで気づかなかった?」と思いましたが、私達医療関係者にも問題があると思いました。ちょっとした小さな変化に気づく力が必要だと思いました。
- 口腔がんに対する取り組みがこれ程全国的に充実していることは知りませんでした。微力ながら自分も何かしら関わりを持たなければという思いを持つようになりました。
- 今まで口腔がんは割合的にそんなに多くなく、そこまで深く考えていませんでしたが、今回の講演を聞き、増加していたり、日本では発見が遅く、死亡率も高いがんということを学び、これから患者さんを診るときに生かせていきたいと思いました。早期発見の大切さ、診断の仕方も学ばせていただき、本当に良かったです。日本もアメリカのように口腔がん検診が当たり前になるとよいと思いました。
以上です。
※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!
以下、会場の様子で~す。
★以上、「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(中日本編)」全8回のレポートでした。
第4弾関西・四国・山陰編もお楽しみに!