2017年8月6日(日)於:新潟医療人育成センター
満席!参加者数:109名(定員80名)
■歯科医師:72名 ■歯科衛生士:30名 ■他:7名
副座長
新潟大学大学院
医歯学総合研究科
顎顔面口腔外科学分野
教授 林 孝文 先生
副座長
日本歯科大学
生態機能・病態学系
新潟生命歯学部 口腔外科学講座
教授 田中 彰 先生
★全体を通じ:
『歯科医師を中心にこの活動が拡大していくように望みます。』
主なコメント
■『連携することにより、多くの人の命を守ることができるよう歯科界で力を合わせる必要性と従事者の診る目を養うことの大切さを学びました。ありがとうございました。』
■『たくさんの歯科医師、歯科衛生士、スタッフが興味を持って参加されたことを実感しました。常に患者さんと接する機会があるので、積極的に診ていけたら良いと思いました。昔から口腔がんはあるもので、もっと世間一般に広まると良いと思います。』
■『日本の二次予防の立ち遅れの現状を改めて知りました。(口腔がんの死亡率が上昇していることは知っていたが)撲滅委員会からぜひ始めていただき、歯科業界から、行政のみならず、歯科(耳鼻科など)も教育(学校でも)この現状に対して知識を普及させていく運動を進めてゆくと日本の現状が良くなるのかなと思いました。医療に携わるものとして、口腔がんの早期発見が大切であり、患者さんにとっても重要であることが分かり今後もそのために努めようと思った。また、自分自身でも口腔がんに限らず、検診を受ける必要があると思い、早めに受けたいと思った。このような機会に参加できよかったと思います。』
■『まずは自分(歯科医師)と歯科衛生士の口腔内の病変を見つける能力やシステムを向上させる必要があると感じました。今、一番希望するのは、歯科衛生士に今回と類似の講演(研修)を受けさせたいと感じました。』
■『大学病院での医療と一般歯科医院における歯科治療との間にある方向性の違いの存在を認識しました。その上で口腔がん対策には、両者の連絡・連携が必要でありながら、その担い手となって働く方があまりいなかったのではないかと思います。今回のシンポジウムはその点が素晴らしいと思え、他の疾患においても、大学病院と開業医、あるいは、医療と福祉、あるいは教育の間にあるギャップを埋める方法、成功例となり得ると感じました。医学の進歩、研究が日常生活を送る一般の人たちの幸福に繋がるように間で働く方の必要性を感じています』
★座長講演:
『新潟県は、初診時の口腔がんの進行度が初期のものが多いことが知れて良かった。』
主なコメント
■『新潟県における口腔がんの状況、診断体制の現状を知ることができて良かった。』
■『口腔がんについて現状を知らなかったので罹患者についてや治療法を知ることができてよかったです。』
■『新潟でT1、T2が多い理由を知りたいと思います。紹介がほとんどですので、開業医での口腔の観察がしっかりされているのでしょうか。』
■『新潟県は初期で見つかる口腔がんが他の地域と比べて多いというのはとても興味深かったです。』
■『新潟県は初診時の口腔がんの進行度が初期のものが多いことが知れて良かった。今後も地域と連携してより多くの初期ガンの早期発見、治療が行われると良いと思う。
■『早期発見の重要性が分かった。自分はまだまだ経験も知識も浅いので、口腔がんに対してもっと勉強し、診療へ生かせられるようにしたい。』
■『まだ認知度の低い口腔がんですが、メインテナンスに来院されるデンタルIQの高い患者さんを含め来院される患者さんにしっかり口腔がんについて説明していきたい思いました。』
★基調講演:
『口の中のがんを歯医者が見つけないで誰が見つける!?と自分に言い聞かせたい。』
主なコメント
■『がんの発生やスピード、早期発見の大切さなど改めて学ぶことができました。とても詳しい内容で分かりやすかったです。』
■『症例が数多くあってとても分かり易くて良かったです。自分も検診の時に口腔内をもっとよく見ていきたいと思いました。』
■『口腔がんの進展の早さに驚き再認識しました。初期で発見するため口腔がん検診が重要であると思い勧められればと思います。主訴以外の観察も非常に重要であると感じます。』
■『最初に見せていただいた症例が、DHの方が気付き口腔がんと診断された例だったので、歯や歯肉だけでなく、口腔内全体で診ていく、守っていくということが、改めて大切だと思った。明日からの臨床に役立てたいと思いました。』
■『世の中の口腔がんの認知度の低さを思い知らされた。何よりもまず口腔がんについてもっと知ってもらうことが必要だと思った。』
■『この度は医院の衛生士を連れてきませんでしたが、機会があれば是非、柴原先生のお話を講聴させたいと思いました。もう一度この様な機会をいただけたらと思います。』
■『認知症の方で頬粘膜癌で発見が遅れて何もできず在宅看取りになった方を診たことがあります。摂食障害が出現し診ていてとても辛かったです。早期発見は大切であると感じます。』
■『口の中のがんを歯医者が見つけないで誰が見つける!?と自分に言い聞かせたいと思います。』