宮城県レポート

宮城県シンポジウムの様子

2017年6月11日(日)於:宮城県歯科医師会館

満席!参加者数:103名(定員80名)

■歯科医師:73名 ■歯科衛生士:24名 ■他:6名


座長

座長 東北大学大学院 歯学研究科 口腔病態外科学講座顎顔面・口腔外科学分野 教授 髙橋 哲 先生

東北大学大学院
歯学研究科
口腔病態外科学講座
顎顔面・口腔外科学分野
教授 髙橋 哲 先生

講演資料

<<座長講演資料(抜粋版)>>

サポート

東北大学大学院 歯学研究科 口腔病態外科学講座 顎顔面・口腔外科学分野 助手 宮下 仁 先生

東北大学大学院
歯学研究科 口腔病態外科学講座
顎顔面・口腔外科学分野
助手 宮下 仁 先生


★全体を通じ:
『救える命があり、私もそれに貢献出来たら!』

全体を感じての感想、ご意見
講演の様子1

主なコメント

■『以前、口腔がんは「1cmに育つまで10年かかると思って良い。」と聞きました。細胞レベルでの変化には驚かされるばかりで、当時は一連の学びで終わりましたが、その後、自分もがんになり身内をがんで亡くしたり、舌癌のケースも身近に観たりする場面が出てきました。日々の口腔観察をしっかり行っていこうと強く感じました。情熱が伝わるシンポジウムをありがとうございました。』

■『口腔がんの患者が増えている事は分かっていましたが、現状についてはよくわかっていなかったので、とても参考になりました。歯や歯肉だけでなく口腔内全体をしっかりと診査できるようさらに勉強していかなくてはいけないと感じました。』

■『口腔がん撲滅運動の皆様の情熱が伝わってきました。私は口腔がんに対する歯科衛生士の大きな役割は周術期の口腔ケアだと思っていました。しかし今回の講演、シンポジウムを受けて、ケアも大切だがそれよりもまず早期発見が大切で、歯科衛生士もそれに深く関わっているのだと知りました。救える命があり、私もそれに貢献出来たら・・・と思うともっと口腔がんについて勉強したいという気持ちが強くなりました。今回参加することができて良かったです。ありがとうございました。』

■『口が病のもと(災いのもと)But 笑顔 美味しい食物を味わえるのも口、口を守る職業人として頑張ります。』

■『口腔がん撲滅運動の存在は今回初めて知りました。活動目的を知り、ナビシステムの大切さを知りました。口腔がんへも興味も湧き今後自分でも学びを深めていきたいと思いました。』

■『超高齢社会では粘膜の診断は不可欠と思っています。歯科衛生士が粘膜の診査や口腔内科においても医療的な視点で望めるよう意識を高める必要があります。それには歯科医師との連携が必要です。お互いに協力して歯科医療を高められたら良いと思っています。』


★座長講演:
『何故この数年で若年層や女性の口腔がん患者が増加したのか?』

座長講演に関して
講演の様子2

主なコメント

■『宮城県の現在の口腔がんの実状を知ることができた。』

■『宮城県内のローカルな状況を確認できた。』

■『地域(当県)の口腔がんに対する発生状況・対策状況についての概容がコンパクトにまとめられていた。』

写真やグラフなどで分かりやすくまとめてありとても聞きやすかった。』

■『口腔がんの疫学や診断法など基礎を確認することが出来て良かったです。』

■『がんプロでもお世話になりました。東北の基幹病院としての東北大学の役割は今後ますます大きくなってくると職場においても感じています。今後ともよろしくお願いいたします。』

■『写真やグラフなどで分かりやすくまとめてありとても聞きやすかった。』

■『何故この数年で若年層や女性の口腔がん患者が増加したのか大きな問題を抱くきっかけになりました。飲酒や喫煙以外の生活習慣を省みると食文化の変化?』

■『宮城県ではあまりシステマティックに検診を展開できないように感じた。』


★基調講演:
『普段の自分の視診に対する姿勢を改めて省みる良い機会になった。』 

基調講演『なぜ、今、口腔がん検診か?』に関して
講演の様子3

主なコメント

■『舌の痛みの訴えにもっと注意深く観察しなければならないと感じた。』

■『"目で視て手で触れて""ちょっと変かも"を意識していきたいです。常に再確認しながら歯科衛生士の業務にあたりたいと思います。患者さんを守るためにも口腔内をしっかりみることが重要だと思いました。』

■『日常一般診断では目にすることが出来ない症例をたくさん見ることができとても興味深っかたです。』

■『ガンを発見するための方法がとても分かりやすかったです。口腔内全体を見渡すことの重要性を実感致しました。症例をたくさん見れてよかったです。診査方法についても聞けて参考になりました。』

■『口腔がんの理解を深めることが出来ました。口腔がんの発見には歯科衛生士による丁寧な口腔内診査(歯牙、歯肉だけでなく粘膜も舌も)も大切だと知り、今回学んだポイントを頭に入れ日々の診療に生かしていこうと思いました。』

■『口腔・咽頭がんの経緯、粘膜の組織構造など大変シンプルに分かりやすく説明して頂けて理解しやすかったです。また冒頭の「患者自身に自覚がなくDHが異変に気付いた」という実症例の話は同じDHとして見習うとともに、普段の自分の視診に対する姿勢を改めて省みる良い機会になりました。ありがとうございました。』

■『当院でもメンテナンス時に口腔粘膜に異常発見した場合、ヨードを用いてチェックを行い、場合によっては大学病院へ紹介するケースがあります。今回のセミナーでは写真・症例等用いて分かり易くお教え頂いたので大変参考になりました。』


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