2017年6月25日(日)
於:秋田大学医学部付属病院 多目的室
満席!参加者数:67名(定員50名)
■歯科医師:43名 ■歯科衛生士:18名 ■他:6名
サポート
秋田大学医学部付属病院
歯科口腔外科
講師 髙野 裕史 先生
★全体を通じ:
『歯科医師自身の意識改革が必要と思った!』
主なコメント
■『歯科医師自身の意識改革が必要と思った。多くの者は興味ない状態で診療しているに違いない。学生(歯学部・衛生士)の教育も重要。』
■『口腔がんの啓発について、個々の歯科医、クリニックですべき事、歯科医師会レベルで行う事、行政レベルと地域レベルで行うべき事の整理が必要で、やるべきことはたくさんあるなと感じました。』
■『秋田県は、ガン死亡率全国ワースト1と言われています。口腔がんはそうでないにせよ、口腔がん検診をすることによって、私達の意識が変わることにより早期発見、患者さんの予防意識も高まれば良いなと思います。』
■『命が助かったとしても、QOLが低下することはもちろんですが自殺率が高いというのがとてもショックでした。お気持ちに対してアフターケアも大切ということが印象的でした。』
■『若い女性にも増えてきているのは、態癖による歯の傾斜や、舌低位の方が増えた事も関係しているのかな?と感じました。癌の早期発見の前に、口腔内環境を整える事も大切だと思いました。』
■『口腔がんになって首まで切るオペをするのは知らなかったのでビックリしました。私の家もガン家系なので家族にも患者さんにも口腔がんのことを伝えられたら良いなと思いました。』
■『この度は、地域の口腔がんについて考えるシンポジウムを開催していただき誠にありがとうございました。口腔は見えやすい部分でありながらなかなか早期の発見や治療につながらないことなど、私たち歯科医療に関わるものにとっても改善に向けて考えていかなければならないことと思い拝聴させていただきました。』
★座長講演:
『秋田県内の口腔がん患者も全国と同様に増加していることが分かりました。』
主なコメント
■『秋田県の口腔がん患者の人数や男女別の割合等、口腔がんの現状など知る機会は普通ないのでとても参考になった。』
■『秋田県おける口腔がんの状況とステージごとの生存率の違いがよく分かりました。』
■『秋田県内の口腔がん患者も全国と同様に増加していることが分かりました。しかしまだみつかっていない方も多くいることも知り、診療所でも発見は大事だと思いました。』
■『口腔がんの早期発見と5年生存率の関係を正確なデータで知れたのは大きい。がん死亡率の高い秋田県民に知ってもらうだけでも大きな意味があると思いました。また、がんを早期に発見できる開業医の意味も大きいことをあらためて確認出来ました。』
■『がんの症例と悪化する経過をあまり見たことがなかったので勉強になりました。めずらしいケースという事でしたが、スピードも早いものもあり驚ききました。』
■『口腔がんが増えている事に興味をもちました。今年の冬でしたが、舌の口内炎がなかなか治らないと来院した80才代の男性を大学に紹介した事がありました。舌癌でした。。。』
■『口腔ケア時、義歯調整時に疑われる病変があれば積極的に歯科医への判断をうながすよう心掛けたいです。』
★基調講演:
『私たちの役目、危機感、責任感を感じました。全てを診ることを忘れません。』
主なコメント
■『歯周病健診と同じく口腔がん検診も必要だとわかりました。早期発見のため毎日業務の中に口腔内を見る目をもっと持ちたいと思いました。』
■『医療行為を行う基本が大切ということを再認識した。私たちの役目、危機感、責任感を感じました。全てを診ることを忘れません。』
■『がん検診といっても、口腔は一般の方は気付き難い部分になってしまっているので、日々の診療で広めていきたいです。歯や歯肉だけでなく、舌や粘膜軟組織もみる必要性を勉強しました。進行の早さにびっくりしました。検診は必要ですね。』
■『とても充実した内容だった。日々の診療で役立てれる知識をたくさん得ることができました。ありがとうございました。衛生士ですので定期健診やクリーニングの際Drよりも患者さんと接する機会が多いので「歯だけ」を診ることのないように気を引き締めていかなければばらないと思いました。粘膜その他の異変に気付ける衛生士になろうと思いました。』
■『定期健診では衛生士にまかせて自分で診ることはなかったが、これからは口の中を隅々まで観察します。』
■『病理検査の断面図の見方がとても勉強になりました。見た目でなんでもなさそうと思っても疑ってかかることに早期発見の大切さがあり、私たちの役目なので、明日から目を光らせて口腔内をよく観察しようと思います。』