一方米国では、実質すでに半年に一度の口腔健診が義務つけられているそうです。
昨年12月、ニュージャージー州で歯科医院(一般歯科)を開業されていらっしゃるエレイン大塚先生をご訪問した際にその事実をお聞きしました。 (写真1 中央・エレイン大塚先生、右・衛生士のJUNKOさん)


その背景は、米国には、日本のような健康保険の仕組みがないことから、高額な医療費の負担を避けるために、多くの人が民間の保険会社が提供している保険に加入しているそうですが、いざ病気になりその費用を保険で賄ってもらうためには、「半年に一度の口腔健診」が義務化されているという条件があるからなのです。
その米国の半年に一度の口腔健診において活用されているのが、VELscope®Vx(ベルスコープ)を中心とした口腔内蛍光観察装置であり、米国の歯科医院の約20~30%に導入され活用されている口腔内のがん組織をスクリーニングするシステム(装置)です。

